3月 月主題< おおきくなる >

月目標:・ 大きくなったことを神様に感謝し、ともに喜ぶ。

    ・ 外に出て、自分から早春の自然を見つけふれる。

    ・ 保護者や保育者間の丁寧な連携の中で、安心して進級する。 

 

明日から3月。いろんな木々に可愛い新芽がつき始めました。お日様も明るくなり、もう春は足元まできている気配が感じられますね。とはいえ毎日、天気予報を聞きながら、寒さチェックをしておられるのではないでしょうか。暖かいと思っていても一日の中での気温の変化には油断大敵です。この3月も元気に過ごしましょうね。

 先日の「春のつどい」では、子どもたちのこの1年間、あるいはpre-preに入会していただいてからの大きな歩みを観ていただけたでしょうか。秋の「感謝祭」でもお歌をご披露しましたね。今までの様子とは異なり、一生懸命お歌が歌えました。今回は、すでにその経験をしているお子さんがあり、また歌うことが大好きで、ちょっと興奮気味だったお子さんなど、満3歳児未満のこの年齢であるからこそ、自分の思いを存分に発揮しての自由な楽しげな様子でお披露目ができたと思います。一つ一つの行事を通して毎回感じ、思う事は、「子どもたちの持つ力の素晴らしさ」です。それぞれの成長が見て取れた嬉しい日となりました。

 この場での出会いでお友達と出会うこと、そして物の取り合い、譲り合い、泣き、笑いの経験を沢山してきたことでしょう。ちっちゃなこの年齢でも、この年齢なりに大切な人との関わりがあります。今の時代

ご近所でお友達とたくさん遊べる環境では無いだけに、関わりの場があることの大切さを重要なことだと考えます。とても大切な経験です。人と関わることの大切さをこの時期からしっかりと学び、自分と違う人がいることを少しずつ捉えられはじめる経験こそ、人生の基礎の基礎になるのですね。そして、それぞれが頂いている神様からの賜物が何であるのかを大人が発見してあげる。それは、日々お子さんがどんなことに興味関心を示し、何ができるようになってきたのか、何をしている時が一番楽しそうな顔をしているのか、まずそこからお子さんの賜物を発見して欲しいと思います。そして、このちっちゃな集団は、今まで経験したことのない事・物に触れて自分の関心を広げていけるような楽しい場を提供してあげたいと思います。まずは安心して過ごし、楽しい、面白いと思える場でなければなら無いのがこの年齢との関わりです。そのことが、この集団の中で流れるゆったりとした時間を通して、丁寧に生かされなければなりません。そこには保護者の皆様と教員との心の連携でしょうか。今後も信頼関係を結びながら、4月からのそれぞれの場がまた素敵な場となるよう努めたいと思います。子供さんそれぞれの「大きくなったね」に、私どもも保護者の方々にそして常に守り導いてくださっている神様に感謝申し上げます。ご進級おめでとうございます。