9月 月主題:やってみる

月目標:・保育者を通して周りの人のことを祈る。

    ・のびのびと全身を使って遊ぶ。

    ・自分から保育者や友達に思いを伝える。

 

 長い42日間の夏休みが終わり、子ども達の元気な声が戻ってきました。それぞれの夏休みいかがお過ごしでしたか。ご実家でのたくさんの方々との出会い。いろんな目新しいことをさせていただかれたお子さんもあるのでしょうね。あるいは、このばあばのところでは必ずこんな事をさせてもらえる。とか、去年より大きくなったから、こんなところにも連れて行ってあげようと、新しい経験をさせていただいたお子さんもあるのでしょう。きっと、寝ても起きても楽しい事ばかりだったのではないでしょうか。そんな日々の中、1学期で学んだ生活習慣は元に戻る事なく、夏休みの中での新しい経験の中で、トイレで用が足せるようになったなどの嬉しい体験、自信に繋がる事はございませんでしたか? 家ではなかなか到達できないことでも、集団内でお友達や大きいお兄さんお姉さんのする事をみて、「じゃ、私も」と真似ることから始めて、自分のものにしていく場合もあるので、また、幼稚園で今までとは異なる経験ができるようになれば良いと考えています。そんな思いを持って2学期を迎えたわけですが、今月の主題は「やってみよう」という、なんとも意欲が感じられる言葉ですね。この言葉に大人は何を連想するのでしょう。そして、大人であれば、何を「やってみよう」とお思いですか? 難しいですね。夢に向かってでしょうか。自分は今「これをやってみたい」と思われることがありますか? 子ども達にとり自分がしたいと思ってすぐ行動を起こせるのは、とても嬉しいことでしょう。でも性格はそれぞれ、意欲もそれぞれ、考えていることも感じていることも皆それぞれ、お友達の所作をじっと見てからやってみようと思われることも多いでしょう。でも、そこで私たちがどのように添い、助け、手を差し伸べてやらせてあげられるのか。未経験であったことが経験をすることで自信に繋がるのですね。自転車置き場から新しいお庭になった場に、新しいかわいい滑り台とお砂場を設置しました。特にpre-pre(メリーちゃん)にとり、今の年代で思いっきり体を動かし、いろんな体制になっても対応できるような柔軟な体とそれに向かう心を養って欲しいと思っています。

心身ともに大きく飛躍する大切な年代です。この二学期も十二分に楽しい毎日をお過ごしくださいね。