月主題 <みる>

月目標:

 ・神さまがつくられた風やひかりを感じながら花や虫などを見る。

 ・新しい環境や生活リズムに慣れて、安心して過ごす。

 ・周りの人に気づき、共に過ごす事を喜ぶ。

 

 満三歳児未満のお友だちにとって、この聖マリア幼稚園でのお友だち関係、先生との関係、先輩のお兄さんお姉さんとの関わりってどんな風に写っているのでしょうか。2年目のお友だちも入会して間もないお友だちも、それぞれにニコニコとお部屋で過ごしている姿を見ると、良い居場所になっているんだなあと思います。この年齢の関わりは、まず 、自分の好きなおもちゃを通して、この幸せな場所から始まります。たとえ、お母さんを求めて泣いても、お友だちとおもちゃの取り合いをして泣いても、自分に打ち勝ちながら、好きな場所と感じてもらっているからこそ、通ってきてくれているのでしょう。その子ども達は、お友だちを見ること、先生が話されている口元を見ること、お部屋には何があるのかを見ること、どうして遊ぶものなのかを見ること、真似してやってみること、その行動のどれもが、「気がつく」ことに始まっています。まずは、自分の好きなものに目が行くことが大切ですね。居場所で安心して遊べる物があること。そうした毎日の中で、小さな集団の中で必要なルールを教えてもらい、将来につながる、生きる力の大元を教えてもらうことになるのです。

 さあ、新しい年度が始まりました。新しいお友だち関係の中で、少しずつみる目を広げ、そこに神様がおられる、見ても見えないものに守られていることに、お祈りを通してすこしずつ感じていって欲しいと願っています。

気持ちの良い薫風の中、楽しい遠足で、きれいなお花を沢山見つけてみましょうね。 

4月 <月主題>つつまれる

月目標:・神さまの愛に包まれ守られていることを知る。

    ・保育者に守られ、生活や遊びを経験していく。

    ・一人ひとりの育ちを大切にされていることがわかり安心する。    

聖 句:子供達をわたしのところへ来させなさい。(マルコによる福音書10:14)

 

 ご入会・ご進級おめでとうございます。今年の桜ほど長く、愛でることができた年も珍しいのではないかと思います。いま、大木も、小さな木もみんな みんな新しい命の芽吹きでピカピカの葉っぱを育んでいます。「いのち」の大切さとそれへの感謝が何よりも基本であると考えます。

 今、pre-preのお子さん方をお受けするにあたり、お母さんのお腹の中からこの世に出てわずか2年あまり。無理もないですね。まだまだ乳児の域を出ていない子ども達。でも、この子ども達が「つつまれていた」一番最初の安心した袋はお母さんのお腹の中だったのです。そこから一生懸命お母さんの息と合わせて、頑張って自分で呼吸をし始めたこの子ども達が、この小さな集団の中で一生懸命自分を発揮して、生きていこうとしているのです。なんと神秘的で活力ある素晴らしい命の営みかと感動を覚えますね。特に母親にとって、お誕生日を迎える度に、その感動が与えられるなんて、そんな幸せはないと思います。そんな愛おしさは何にも比べられるものではありません。

そんな愛につつまれて、この場にやってきた子ども達との出会い、保護者の皆様との出会いに感謝いたしますとともに、お子様一人一人に対しての受け入れをしっかりとさせていただきたいと考えています。この2歳児クラスは、幼稚園型認定こども園に移行しました今年度も、2歳以下はハード面(面積)で、許可されていない為、「子育て支援」枠とさせていただいておりますが、今、この満3歳児未満の年齢がクローズアップされ、子どもの成長の過程を見るとき、その大切さが漸く重要視されてきました。当園ではもう何十年も前から小花を受け入れ、pre-preも2000年より開始してきました。小さいからその重責が軽いとか、育ちの必要性に重きを置かないとかいうものでは、決してなく、人の人生において、増してや乳幼児期の大切さは、人生の根幹。大木になって頂く根の部分なだけに、私たちは心して取り組みたいと思います。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

 

<担任から>

 ご進級、ご入会おめでとうございます。プレプレクラスの新しい1年がスタートしました。3名の新しいお友達をお迎えして、昨年度から通って下さっているお友達6名とで計9名で賑やかに始まります。

まずはお母さんやお家の方と離れても泣かないで過ごせます様に・・・。お気に入りのおもちゃや絵本等をみつけて遊びましょう。その後はみんなでおもちゃをかたづけたり、おいすに座っておいのりしたり、おうたをうたったりしましょう。おやつもみんなで いただきますよ。

みんなで一緒に色々な活動をする中でお家とは違うこと・・・お約束やルールを知り、集団での生活を送る第一歩として歩んでもらいたいと思っています。そしてもう1つ大切なこと「自分の事は自分でやってみよう」とする心を育んでいきたいと思っています。

 イヤイヤ期真最中のお友達も多いこの時期、おだてたりなだめたりしながら、手を洗う、うわばきをはく、脱ぐ、朝の用意やお帰りの用意等、1つ1つの事を自分で出来るようにくり返しやってみましょう。プレプレでの様子は、その都度お家の方にお伝えさせて頂きますので、お家での様子をお聞かせ頂きながら、子供達の成長を共に見守っていきたいと思います。 1年間よろしくお願い致します。

3月 月主題< おおきくなる >

月目標:・ 大きくなったことを神様に感謝し、ともに喜ぶ。

    ・ 外に出て、自分から早春の自然を見つけふれる。

    ・ 保護者や保育者間の丁寧な連携の中で、安心して進級する。 

 

明日から3月。いろんな木々に可愛い新芽がつき始めました。お日様も明るくなり、もう春は足元まできている気配が感じられますね。とはいえ毎日、天気予報を聞きながら、寒さチェックをしておられるのではないでしょうか。暖かいと思っていても一日の中での気温の変化には油断大敵です。この3月も元気に過ごしましょうね。

 先日の「春のつどい」では、子どもたちのこの1年間、あるいはpre-preに入会していただいてからの大きな歩みを観ていただけたでしょうか。秋の「感謝祭」でもお歌をご披露しましたね。今までの様子とは異なり、一生懸命お歌が歌えました。今回は、すでにその経験をしているお子さんがあり、また歌うことが大好きで、ちょっと興奮気味だったお子さんなど、満3歳児未満のこの年齢であるからこそ、自分の思いを存分に発揮しての自由な楽しげな様子でお披露目ができたと思います。一つ一つの行事を通して毎回感じ、思う事は、「子どもたちの持つ力の素晴らしさ」です。それぞれの成長が見て取れた嬉しい日となりました。

 この場での出会いでお友達と出会うこと、そして物の取り合い、譲り合い、泣き、笑いの経験を沢山してきたことでしょう。ちっちゃなこの年齢でも、この年齢なりに大切な人との関わりがあります。今の時代

ご近所でお友達とたくさん遊べる環境では無いだけに、関わりの場があることの大切さを重要なことだと考えます。とても大切な経験です。人と関わることの大切さをこの時期からしっかりと学び、自分と違う人がいることを少しずつ捉えられはじめる経験こそ、人生の基礎の基礎になるのですね。そして、それぞれが頂いている神様からの賜物が何であるのかを大人が発見してあげる。それは、日々お子さんがどんなことに興味関心を示し、何ができるようになってきたのか、何をしている時が一番楽しそうな顔をしているのか、まずそこからお子さんの賜物を発見して欲しいと思います。そして、このちっちゃな集団は、今まで経験したことのない事・物に触れて自分の関心を広げていけるような楽しい場を提供してあげたいと思います。まずは安心して過ごし、楽しい、面白いと思える場でなければなら無いのがこの年齢との関わりです。そのことが、この集団の中で流れるゆったりとした時間を通して、丁寧に生かされなければなりません。そこには保護者の皆様と教員との心の連携でしょうか。今後も信頼関係を結びながら、4月からのそれぞれの場がまた素敵な場となるよう努めたいと思います。子供さんそれぞれの「大きくなったね」に、私どもも保護者の方々にそして常に守り導いてくださっている神様に感謝申し上げます。ご進級おめでとうございます。 

2月 <月主題> ともだちと

月目標: ・寒さの中にも神様が春を備えてくださることを知る。

    ・ ともだちとのやり取りの中でいろいろな思いを経験する。

    ・ 全身を動かしたり、手や指を十分に使って遊ぶ。

 

 1月は寒い日が続きましたね。雪も降りましたが、冷たい、京都の底冷えの日々で、朝のお迎え後は、つま先が冷たくなって思わず職員室のストーブに足を翳していまし

た。こんな時は、カイロも役に立ちませんね。でも足先から、また頭のてっぺんが冷たくなるということは、からだ全体が冷えるということです。子ども達も園庭で遊ぶ時には、上着を脱ぎ、走り回ったりしていますが、どうぞ、その後には暖かな上着や暖かい飲み物でからだを温めてあげてくださいね。ロシアのように、いくら寒い地方での生活に慣れているとはいえ、マイナス50度などになっては大変ことですが。想像もつきません。まつ毛を氷のつけまつげにするなんて、冗談では済まされないことですね。暖かいことそれは自然と心も温かくなるということです。人との関係性においては、温かくなければなりませんね。小さなpre-preのお友達どうしでも、この時期になるとお友達が何をしようとしているのかな? 何が好きなのかな? あのお友達は親切かな? 私のしたいことをわかってくれて、私にもあのおもちゃを貸してくれるのかな? 本当は、私はこんなことがしたいの!と自分の意思を持って、お友達との関係を紡ぎ合うことができるようになってきますね。そこに取り合いや、喧嘩や、いじわるや、我慢が生まれてきて、お友達を知り、わかろうとする気持ちが芽生えてくるのです。嬉しいことですね。こうした様々なやり取りが、小さいからだと心にしっかり蓄えられる経験で功を奏するようになるのです。その時に、大人は、叱咤激励しすぎないこと。褒めすぎないこと、その調和がとても大切かと思います。本当にその子どもの心に触れられる気持ちを見極めることが大事になってきます。一つ大きくなる春はすぐ目の前です。神様に「ありがとう」をしながら、心もからだもいっぱい動かして元気いっぱいで毎日を過ごしていきましょうね。神様がね、寒そうな木にも、もう春を迎える準備をしてくださっていますからね。

1月 月主題 <まもられて>

月目標:・神様を身近に感じる。

    ・友達と一緒に遊ぶことが楽しくなる。

    ・伝承遊びに触れる。

 

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

この3学期より、また2人のお友達が花組さんに移られました。それぞれのお考え、幼稚園との相談の結果、お移り頂いています。仲良しのお友達が一緒の場に居てもいなくても、幸いこの園での子ども達の繋がりは、お隣でまた上下で、関わりが持てることがとても嬉しく、縦の関係はこの園が大切にしていきたいと思っているひとつです。名前やシステムが変わろうと、この園での理念は変わりません。一人一人のつながりが長く、広くなることほど、特に今の時代において大切なことではないでしょうか。特にこの2歳児のクラスでは、お母さんと十二分に繋がっていてほしい反面、自分を存分に出し始める大切な時期でもありますので、その兼ね合いを見つつ自立へと成長してほしいと願っています。

 さあ、あと3ヶ月で、花組さんへ、そしてpre-preのお兄さんお姉さんとして新しいお友達のリーダー役を担ってくれるお友達と二手に分かれていきますが、月齢が様々、経験も様々に異なり、家庭環境そのままを先ずはお受けしていかねばならない大切な年齢です。それは、なぜ?

この場が安心できる場であることを覚えてほしいからです。楽しいなと思える場になってほしいからです。お父さんやお母さんと少々離れても、幼稚園へ来れば楽しいことが待っているということを体で、心で感じ取ってほしいからです。無理強いはせず、ゆったりと関わらせていただくことで、そのお子さんを見つめさせていただきたいのです。そして、少しずつ、ちっちゃな集団での成り立ち、関わり、わがままを沈め、我慢できるようになり、待つことが出来るようにもなる。集団の中でのルールや規律もわかるようになる。お友達への関心が高まる。ならば取り合い、喧嘩も生じますね。これが大切なのです。はじめは遠慮なく兄弟喧嘩のごとく。怪我をしないように見守らせていただきながら、大いに喧嘩を推奨したいと思います。喧嘩が出来る場と相手がいることはとても素晴らしいことだからです。そのことは大きく成長させてくれることなのです。そして、お友達がいてくれて「ありがとう」「一緒に遊ぼ!」「やっぱり幼稚園に来ると楽しい」へと導いてあげたいと思うのです。

 今年は戌年。人はよく「ワンダフルな年になるように」と言います。私たちのwonderfulは、そこにいつも神様がお守りくださっていること。子ども達が毎日手を合わせてお祈りが出来るようになっている事がwonderfulです。今年も見えない神様と共に私たちがお守りさせて頂きます。

月主題 <うれしい>

< 月目標> 

  ・クリスマスの雰囲気を楽しみながら、イエス様のお誕生を喜ぶ。    

  ・冬の自然にふれ、寒いときでも元気に遊ぶ。

  ・保育者に見守られながら、身の回りのことを自分でしようとする。     

 今秋の紅葉には長〜く大いに楽しませてもらい、久々に心ゆくまでの「秋」に癒された気持ちです。皆様の紅葉狩りはいかがでしたか。色とりどりに色があるということに心の豊かさを感じます。子どもたちにとっての色は、その感性を磨き、色合いを工夫し、自分の心を表現し、個性を生かすことにも繋がったりします。何といっても神さまが創造された素晴らしいこの自然は、人間が真似のできない、(いえ、人間が研究を重ねて、似せて作り上げることはできますが)気温・風・形等の自然の営みを得て変化していくその様に、私たちは感激し、感嘆の声を上げ、自然を愛でるのですね。そんな大自然の色・形を大切にしたいということの一つに、私たちの幼稚園では制服を取り入れていません。ご両親・ご自分の気に入ったもので表現し喜び、感謝し、大切にすることを覚えて欲しいものですね。(一方、気に入らない時には我慢も)幼い時の一つ一つの「ありがとう」や「我慢」が子ども達の心を育み、喜びを感じ、幸せを心に留めて、自分自身の生き方を学んでいくことでしょう。日々の心の綾を通して、今度は幼稚園の場にあっての表現が「感謝」や「譲る」ことに変わり、愛という思いやりをもって大切なクリスマスをお迎えすることになるのです。Pre-preにとっては初めてのXmasです。この幼稚園に入園後、お祈りを、礼拝の歌を通して、見えない神様を賛美してきました。小さなお友だちにとり、お祈りをどのように捉えているのでしょうか。「てんのかみさま」といっても、どこにおられるの? 手を伸ばしても触れません。大声を上げても「はあ〜い」とお返事はありません。どんな方なの?と考えてもわかりません。でも、日々のお祈りを通して、見えないものを信じることの素晴らしさをしっかり心に留めることができている子ども達にこれからの非認知能力を養う成長に期待いたします。まだまだ、「Xmasはサンタさんからプレゼントをもらう」事でしかないかもしれませんが、この園においては、それは何故か? だから頂ける! 事へつないでいきたいと思っています。その中で、絵本を通して「イエス様のお誕生日」=Xmasである事を少しでも知る機会を得て、「うれしいね」「楽しいね」「ありがとう」とみんなで楽しい時を迎える事ができればと思います。この園で学んでいただいているお友だちとの関わり、与えられる喜び、譲り合う我慢、お友だちの様子を見て「どうしたの?」「・・して遊ぶ?」など思いやるという心を覚えてお互いに愛することのできる関係性を築いていって欲しいと願います。神様のお守りとお導きのうちに。

11月 月目標:「いっしょに」

月目標:・ 野菜や果物が神さまからの恵みと知る。    

    ・ 思いや主張、甘えを受けとめてもらいながら、安心して生活する。

    ・ 木の実や落ち葉などの自然にふれて楽しむ。

 

 京都の三方にある山々。大文字山の如意ヶ嶽・松ヶ崎の万灯籠山など、五山の送り火で知られている山々や比叡山は、次第に色鮮やかな赤や黄色が山麓の裾模様と化してきています。温暖化と言われ始めてからは、なかなか色づきが悪くなっていたように思います。綺麗になり始めている自然の中をいっぱいお散歩に連れて行ってあげたいのに雨。今度はちょっと遠くまで、また、綺麗な落ち葉を探しに行けるといいですね。 

 さて、11月は感謝祭。キリスト教のお祭りですが、主にアメリカとカナダでお祝いされている収穫感謝祭です。イギリスから米MA州のプリマスに移民した人々の初めての収穫を神様に感謝したことから始まり、最初は食事を頂くことより神様に感謝することが主だったとのことです。今も、プリマスへ行くとその当時を再現したスポットがあります。今の「感謝祭」は、クリスマスもそうですが、神様に「感謝」することからかけ離れて、商業ベースに乗っていることを往往にしてありますね。キリスト教にある幼稚園として、しっかりとりくみたいものです。

 さて、可愛いpre-preの子ども達に「感謝祭」をどのように伝えるべきか? 難しいですね。お買い物について行っていろんなものを買う時、毎日頂くお食事等々。だれが作って(お料理も含めて)くださったのでしょうねえ? お母さんは何をしてくださっているのかしら? お父さんは毎日どこへお仕事に行ってられるのかしら?おじいちゃまやばあちゃまに会いに行った時、誰のお母さん・お父さん、私は??? お母さんのお手伝いをしたり、一緒にお花を植えてみたり…と、幼い時からまずはお母さんと一緒にいろんな人との関係をしっかりといろいろ考えていくという機会を持つことも必要でしょうね。そして、今、幼稚園という場を同じにしているお友達の存在を意識して、たくさん喧嘩をし、たくさん仲良くして、小さいなりに心を通わせなくてはなりません。心を通わすには時には言葉で、時には、服を引っ張って、時には、幼稚園の先輩達から教えてもらうことも必要ですね。そのうち自分なりに受け入れることを覚えていきますし、許す、譲ることも覚えるのですね。また、小さな社会でも周りには直接・間接に触れ合う人々があります。それは一緒にいるから得られるものです。何て素敵なことでしょう。小さいなりに「ありがとう」の言葉を覚えて欲しいと思っています。「感謝祭」は収穫・勤労・敬老・命の成長(七五三)そして、すべてのことについて神様に感謝する。皆様と共に祈りの時を持ちましょう。