2月 <月主題> ともだちと

月目標: ・寒さの中にも神様が春を備えてくださることを知る。

    ・ ともだちとのやり取りの中でいろいろな思いを経験する。

    ・ 全身を動かしたり、手や指を十分に使って遊ぶ。

 

 1月は寒い日が続きましたね。雪も降りましたが、冷たい、京都の底冷えの日々で、朝のお迎え後は、つま先が冷たくなって思わず職員室のストーブに足を翳していまし

た。こんな時は、カイロも役に立ちませんね。でも足先から、また頭のてっぺんが冷たくなるということは、からだ全体が冷えるということです。子ども達も園庭で遊ぶ時には、上着を脱ぎ、走り回ったりしていますが、どうぞ、その後には暖かな上着や暖かい飲み物でからだを温めてあげてくださいね。ロシアのように、いくら寒い地方での生活に慣れているとはいえ、マイナス50度などになっては大変ことですが。想像もつきません。まつ毛を氷のつけまつげにするなんて、冗談では済まされないことですね。暖かいことそれは自然と心も温かくなるということです。人との関係性においては、温かくなければなりませんね。小さなpre-preのお友達どうしでも、この時期になるとお友達が何をしようとしているのかな? 何が好きなのかな? あのお友達は親切かな? 私のしたいことをわかってくれて、私にもあのおもちゃを貸してくれるのかな? 本当は、私はこんなことがしたいの!と自分の意思を持って、お友達との関係を紡ぎ合うことができるようになってきますね。そこに取り合いや、喧嘩や、いじわるや、我慢が生まれてきて、お友達を知り、わかろうとする気持ちが芽生えてくるのです。嬉しいことですね。こうした様々なやり取りが、小さいからだと心にしっかり蓄えられる経験で功を奏するようになるのです。その時に、大人は、叱咤激励しすぎないこと。褒めすぎないこと、その調和がとても大切かと思います。本当にその子どもの心に触れられる気持ちを見極めることが大事になってきます。一つ大きくなる春はすぐ目の前です。神様に「ありがとう」をしながら、心もからだもいっぱい動かして元気いっぱいで毎日を過ごしていきましょうね。神様がね、寒そうな木にも、もう春を迎える準備をしてくださっていますからね。