1月 月主題 <まもられて>

月目標:・神様を身近に感じる。

    ・友達と一緒に遊ぶことが楽しくなる。

    ・伝承遊びに触れる。

 

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

この3学期より、また2人のお友達が花組さんに移られました。それぞれのお考え、幼稚園との相談の結果、お移り頂いています。仲良しのお友達が一緒の場に居てもいなくても、幸いこの園での子ども達の繋がりは、お隣でまた上下で、関わりが持てることがとても嬉しく、縦の関係はこの園が大切にしていきたいと思っているひとつです。名前やシステムが変わろうと、この園での理念は変わりません。一人一人のつながりが長く、広くなることほど、特に今の時代において大切なことではないでしょうか。特にこの2歳児のクラスでは、お母さんと十二分に繋がっていてほしい反面、自分を存分に出し始める大切な時期でもありますので、その兼ね合いを見つつ自立へと成長してほしいと願っています。

 さあ、あと3ヶ月で、花組さんへ、そしてpre-preのお兄さんお姉さんとして新しいお友達のリーダー役を担ってくれるお友達と二手に分かれていきますが、月齢が様々、経験も様々に異なり、家庭環境そのままを先ずはお受けしていかねばならない大切な年齢です。それは、なぜ?

この場が安心できる場であることを覚えてほしいからです。楽しいなと思える場になってほしいからです。お父さんやお母さんと少々離れても、幼稚園へ来れば楽しいことが待っているということを体で、心で感じ取ってほしいからです。無理強いはせず、ゆったりと関わらせていただくことで、そのお子さんを見つめさせていただきたいのです。そして、少しずつ、ちっちゃな集団での成り立ち、関わり、わがままを沈め、我慢できるようになり、待つことが出来るようにもなる。集団の中でのルールや規律もわかるようになる。お友達への関心が高まる。ならば取り合い、喧嘩も生じますね。これが大切なのです。はじめは遠慮なく兄弟喧嘩のごとく。怪我をしないように見守らせていただきながら、大いに喧嘩を推奨したいと思います。喧嘩が出来る場と相手がいることはとても素晴らしいことだからです。そのことは大きく成長させてくれることなのです。そして、お友達がいてくれて「ありがとう」「一緒に遊ぼ!」「やっぱり幼稚園に来ると楽しい」へと導いてあげたいと思うのです。

 今年は戌年。人はよく「ワンダフルな年になるように」と言います。私たちのwonderfulは、そこにいつも神様がお守りくださっていること。子ども達が毎日手を合わせてお祈りが出来るようになっている事がwonderfulです。今年も見えない神様と共に私たちがお守りさせて頂きます。