10月 月主題:うごく

月目標:

 ・ 見えない神さまの存在を感じ、共に礼拝する。

 ・ リズムに合わせて体を動かすことを喜ぶ。

 ・ 秋の自然の中でのびのびと外遊びを楽しむ。

 

 地球上で様々な被害がもたらされ、今なおその爪痕に日々の生活を奪われている方々を覚えて、お祈りいたしましょう。大人はもとより、子ども達もそのことを心に留めながら今置かれている自分の幸せを感謝いたしましょう。神様が下さっている知恵は、自分のためのみにあらず、遠近に関係なく、可視か否かに関係なく「どこででもお祈りできる」というそのことを私たちは知らねばなりませんね。pre-preの子どもたちにとっての神様は、とても理解するのに難しい存在ですね。でも毎日お祈りをすることで、子ども達は季節のこと、自分のこと、お友達のこと、大好きなお父さん・お母さんや家族のこと等々に心を向けることができてきました。見えないところで、子ども達の「こころ」が培われています。

 さて、日々秋が進み、私たちの五感を通して集中していろんなことをやってみようと思える最適な季節ですね。「心」を動かし「やってみよう」と意欲を燃やすのはとても良い時期です。

特にこの年齢の子ども達は、何事についても、どんな時にも、自分が「面白い」「楽しい」と感じれば、すぐ体が動き、習得しようと意気込みます。考えることなく感覚で取り組むこの年齢の習得の第一歩は真似をすることから始まるのですから。真似することが大好き。見た瞬間「心」が動き、手や足が出て真似てみる。うまくいく時もあれば、もちろんうまくいかない時もあって、うまくいかない時には、泣いて、叫んで、駄々をこねることにも繋がりますね。自己抑制のなかなか効かない年齢でもあります。が集団の中ではいつまでも我を通しているわけにはいきません。

恥ずかしいですから。お友達の目があることにも気づき始め、自分の中で我慢することも覚えていく。とても大切な時期です。そして、感覚的に「たのしいこと」に出会ったら、身体中を動かし、声を出して、鼻歌さえ歌いはじめます。そうなんです。「幼稚園って楽しいところ」と思い、元気に毎日を過ごして欲しいのです。「毎日行きたいよ〜〜、楽しいから」と。お友達を求めて通園する毎日であって欲しいし、神様の自然を感じるお散歩にも心躍らせて欲しいと願います。