5月<月主題>きづく

<月目標>

 ・ 神さまが創られた花や虫にふれる。

 ・ 保育者のそばで遊びを楽しむ。

 ・ 保育者に思いや甘えを受けとめてもらう。        

 

 4月から5月へ。たくさんの花々が咲き乱れ、次々に咲き誇る花に素晴らしい息吹を感じます。そして今、その花々を包んできた幹からすごい力を持って緑色が溢れ出てきています。まさしく子ども達の「おおきくなったよ!」との思いと同じように思います。この時期に、この新しい出会い、新しい命の表れに、新学期が与えられている日本に深い意味があるように思います。それぞれの心と神様が創造された様々な命に出会うことが、さらに心の奥深くに関わり、気持ちを高め、身も心も踊り出すように思えるからです。そして、神様からの美しい風景、自然を通して今まで眠っていた奥にある命の紡ぎ、私たちの目には見えないけれど、そこに大きな働き、命の育みがあることを感じずにはいられません。さて、プレプレが開始されてから3週間が過ぎました。それぞれの回数により、出会うお友達も異なるとはいうものの、pre-preとしてこの場が楽しい所、私が(僕が)が来たいと思う所として、お通いくださっているでしょうか。子どもたちにとり、どんなに年齢(月齢)が低くっても、必ずやお友達を求め始める時があります。一緒にいるだけでお友達を意識しているお子さんもあります。赤ちゃんの時を思い出してください。5ヶ月にもなれば、大人に愛想してもらった時、特に小さな子どもたちの中に入れば、手を出したり、凝視したりして、そこに気持ちが表出されてきますね。大人としてそれをいかに受け止めるかが大切です。甘えさせてもらえる時、安心できる関係、そして目の前に何かがあるということが示されていることに気づくことにより、物事との関わりが始まります。まして、このpre-preに来てくださっているお子さんたちは、この年齢にして沢山たくさん驚くほどのものを体得しておられます。神様からいただいた命、そこから成長という素晴らしい時を過ごす中で、それぞれの体の中心には人間の技ではできない神様の御手に繋がれた業が注ぎ込まれ、そのお子さんに合わされた成長としての道筋を辿られるのです。それぞれの五感を通して、いっぱい気づくことが生まれてくるのです。五感を通して身の回りのことに気づく、また神様の業に気づく為には、このGWは大きなチャンスです。日ごとの緊張を解きほぐす時としてゆったりとお過ごし下さいね。