10月:『ためして』

【月主題】

 *保育者を通して祈る事を知る。

 *一人ひとりが安心して過ごす。

 *新しい環境や保育者に出会い、親しみを感じる。

 *保育者に見守られて好きな遊びを見つける。

 

 それぞれが通う回数は違い、友だちとの関わりも、その内容も自分の思いのままでの関わりの多い日々だと思いますが、10月からのPre-preちゃん達は3人になります。一人は、小花ちゃんとしてお隣のお部屋へ移っていかれます。回数が増えるお友だちもあります。3人のお友だちなのですが、小さな子ども達にとって、しっかり関わり、個々への対応を十分にさせていただく為に、またいっぱい いっぱい成長したい、成長曲線の大きな伸びが見られる、このややこしいこの年齢への対応には、とにかく耳を傾けてあげることが大切ですね。しかし、ご家庭で耳を傾けてもうまくいかないことも多々ありますね。大事な大事な年齢です。このややこしさを経験し、うまく乗り越えられるように、自分でどうして良いのかわからない自分への気持ちを、どこにぶつけたら良いのかと、身体全体で表現しているのですものね。生活の場が広がり、様々な人との関わりにより、お友だちや、先輩達の仕草を見たり、言葉を聞いたり、かまってもらって嬉しくなったり、自分の知らないことをいろいろ教えてもらってこの小さな身体は、心は成長していくのですね。そして、自分もそれが「カッコええなぁ」と思うようになれば「そうしていたら上手くいくやん」と感じ取ったら、「自分もそんなことしてあげよかと、その嬉しさを誰かにしてあげられる経験として増してくるでしょう。日々葛藤。日々怒り。日々悲しみ。日々喜び。日々笑い等々。子ども達のそんな毎日の中にも神様がおいでになることをこの聖マリア幼稚園で学ぶのですね。そのことを知る時は、朝の礼拝、おやつの時、ご飯の時、お帰りの時でしょうか。手を合わせる習慣が身についていることは何て素晴らしいのでしょう。素直に手を合わせて信じ、祈り、感謝できるのです。素直な子どもの心には、すうっと神様がお入りになるのでしょう。毎日神様に守られ、自分のしてみたいことを素直にやってみる、神様からいただいた全身を使って楽しく。