7月:『ふれて』

【月目標】
 *イエス様を身近に感じる。
 *土、砂、水に触れて遊ぶ。
 *友だちや友だちのいていることに興味を持ち、真似して遊ぼうとする。
 *子どもの育ちを保護者と共に分かち合う。

 

 神様のお創りになった大自然。季節の移り変わりが私たちの生活の中で感じられるようになると、その業に不思議さや、畏敬の念を覚える機会が多くなるように思います。そうなんです。聖マリア幼稚園は神様の幼稚園。神様の姿が見える? どこにおられるのかわかる? いえいえ、そうではありませんね。
 では、この年齢の小さな子どもたちに神様を知らせるのはどうすれば良いのでしょうか。それは、「お祈りすること」「綺麗な声でお歌を歌うこと」「お友だちと仲良くすること」「毎日元気に過ごすこと」「お母さんやお父さんのおっしゃることをしっかり聞くこと」そして、「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えること・・・。
 そうですね。「私たちの見えないところで、いつも私たちを守ってくださっているということを知ること」 でも、この幼い子どもたちがどうすれば、そのようなことを学んでいけるのでしょうか。それは、周りにいる大人の口から伝えられる「言葉」や「態度」なのでしょうね。心から、その子どもさんのことを愛すること。それが感じられる様な接し方をすることなのではないでしょうか。そして、子ども同士の集団がそこにあることで、みんなと一緒に手を合わせて「いただきます」をしたり「どうぞ」と手を差し伸べたり、「かしてあげる」ことで仲良しになったりする、そんな場面を繰り返し 繰り返し経験することで、子ども達の「心」の中は育ち、感じ、感謝して穏やかなこころを持つ人間へと成長できる様になるのではないでしょうか。私たちはそのように思っています。まず、真似ることから始まり、場面に合わせた行動が週間となる。大人が年齢に応じた対応の大切さを知ることで、心に添い、けじめをつけることにより、自身が受け入れられていると解る人になっていってほしい。いつも神様、ありがとうのお祈りを持って。